さらば向田邦子「風立ちぬ」

出演

田中裕子、宮沢りえ、田畑智子、加藤治子、小林薫、戸田菜穂、串田和美、町田康、四谷シモン、米倉斉加年 ほか

  • 放送未定

1985年の「眠る盃」以来、正月恒例の“向田邦子新春スペシャル”もこの「風立ちぬ」で幕を閉じることになった。1981年、不慮の事故で他界した向田邦子の原作・原案をすべて久世光彦が演出し、これまでに18作を放送してきた。一貫して昭和10年代の大戦前夜の東京にこだわった久世が「夜が戸外も室内も暗い時代でした。けれど女たちはいつだって胸の中に小さな炎を燃やし、その火は周りが薄暗かったからこそ、今よりは鮮やかで美しかった」と語るように、このシリーズでは山の手の中流家庭の女たちを淡々と描き続けた。フィナーレとなる「風立ちぬ」も田中裕子、小林薫、加藤治子らレギュラー陣に加え、宮沢りえ、田畑智子、芥川賞作家・町田康らが出演する。

【ストーリー】
昭和14年。東京の池上に暮らす川西家は、8年前に夫を病で失った母親・里子(加藤治子)、4年前に実家に戻ってきた長女・たき乃(田中裕子)、出版社に勤める次女・はつ江(宮沢りえ)、女学生の末娘・のぶ代(田畑智子)の女ばかりの4人家族で細々と生計を立てていた。そんなある日、はつ江に縁談が持ち上がった。相手は海軍中尉の立花(町田康)。まだ一度しか会っていない立花から突然求婚されたはつ江は返事を先送りした。一方、長女・たき乃は、5年前に突然彼女の前から姿を消した夫の俊吉(小林薫)が警察に捕まったという知らせを受けた。場所はどこであろうと、やっと俊吉の消息が掴めたことにたき乃は目を輝かせた。問屋稼業で暮らしていた俊吉は友人三治の尽力で警察から釈放され、5年ぶりにたき乃の前に姿を現した。

番組基本情報

  • 制作年 : 2001年
  • 全話数 : 1話
  • 制作 : カノックス/TBS
  • プロデューサー : 三浦寛二、太田登
  • ディレクター・監督 : 久世光彦
  • 原作 : 向田邦子
  • 脚本 : 金子成人
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