貴族の階段(斉藤由貴出演)

出演

斉藤由貴、平幹二朗、高嶋政宏、清水美砂(現・清水美沙)、杉村春子、山村聰 ほか

  • 放送未定

斉藤由貴主演。日本が泥沼の戦争への道を進むきっかけにもなった「2・26事件」を背景に、歴史に翻弄された人々の愛と葛藤を描く。斉藤演じる氷見子(ひみこ)は公家の時代から続く純粋貴族、西の丸家の長女。氷見子の目を通して物語は進行する。氷見子の兄・義人役には高嶋政宏、2人の父親・秀彦役には平幹二朗、氷見子の友人で新興貴族の娘・猛田節子役には清水美砂があたり、氷見子を含めた4人の想いが複雑に絡み合っていく。脚本は内館牧子が担当。深い愛情関係を独自のタッチで描く内館が、激動の時代を生きた男女の恋愛模様、そして、貴族という特殊な階級を生きた人々の葛藤を華麗に綴る。1991年作品。

【ストーリー】
貴族院議長・西の丸秀彦(平幹二朗)の娘・氷見子(斉藤由貴)は、女子学芸院の同窓生・節子(清水美砂)が、兄・義人(高嶋政宏)から恋文をもらったと聞いて動揺する。兄を恋人の様に慕う氷見子にとって、新興貴族の娘でおとなしい節子の存在は疎ましいが、節子は氷見子を姉のように思っている。実は、節子は秀彦の愛人で、彼女は義人の気持ちを嬉しく思いつつも、氷見子からそれとなく断ってもらおうと思ったのだ。一方、近衛歩兵第二連隊に所属する陸軍少尉の義人は、下層階級出身の仲間がクーデターを計画していることを知り、父や祖父との板挟みになって悩む。そんなある日、節子の父で陸軍大臣の猛田(中谷一郎)が秀彦を訪ね、反乱軍側につくよう説得する。父のメモ係として会話を密かに筆記する氷見子。貴族の行く末を懸念する氷見子に祖母・すず子(杉村春子)は、最後の貴族として、権力や財力になびかず誇りを持つように諭す。再び猛田の訪問を受けた秀彦は、節子との関係をネタに脅迫され、反乱軍に天皇陛下の許しをもらう為、元老の父・篤種(山村聰)に猛田を紹介することを約束させられる。その夜秀彦は、いざという時に使えと、義人と氷見子に劇薬を渡した。

番組基本情報

  • 制作年 : 1991年
  • 全話数 : 1話
  • 制作 : テレパック/TBS
  • プロデューサー : 矢口久雄、村上瑛二郎
  • ディレクター・監督 : 脇田時三
  • 原作 : 武田泰淳
  • 脚本 : 内館牧子
  • その他 : ※高嶋政宏の「高」は正式には、「はしごだか」です。システムの都合上「高」となっております。
TBS1 TBS2